石ノ森章太郎が1970年に発表した読み切り作品『スカルマン』。その衝撃的なスト―リーとヒーロー像は、後々の作品に多大な影響を与えました。その正統な続編である本作・島本和彦版『スカルマン』は、1998年から2001年にかけて連載され、今もファンに愛されています。今回は、島本和彦デビュー40周年を記念して、愛蔵版(全3巻)で刊行。描き下ろしカバーイラストはもちろん、雑誌掲載時のカラーイラストも再現。さらに、1巻と3巻には描き下ろしエッセイ漫画も収録します。第1巻には、「Vol.1 PROLOGUE」から「Vol.17 HOTEL BEEHIVE ホテル・ビーハイブ」まで収録。
2023年3月11日の夜、日本イルミネーション協会(大阪市北区)は同団体としては初めて使った動くイルミネーション「ドローンライトショーwith ULTRAMAN FANTASY LIGHTS」を神戸港に面した公園メリケンパーク(神戸市中央区)で開催しました。500個の小型ドローンを使って描きだしたのは、平和な地球に突如として現れた怪獣をウルトラセブンが倒すストーリー。事前の注目度も高く、多くの人がメリケンパークに集まったことでドローンが通信不能になり、スタートが1時間ほど遅れるというハプニングもありました。
コメント
つい先ほど観てきました。
・・・公開が何度も延期されたおかげで、ちょっと期待値が上がり過ぎてましたね。
でも、おおむね面白かったですよ。
ある雑誌には『シン仮面ライダーは一部のオタクが騒いでるだけで見る価値なし。』などとほざいてる記事がありましたが、十分見る価値はあります。
予告の静けさはなんだったんだってくらいやかましくて気取ってなくて最高だった
あの重低音と映像の迫力はアニメにも漫画にも真似できない特撮映画ならではだと思う
これ気になるのは仮面ライダーもエヴァも知らない純粋な映画好きや俳優目当てで観に来た人等がどういう反応するかだよね
基本的にライダーも庵野秀明も視聴者に優しくないのはマニアは知ってるだろうからある程度覚悟をもって来るだろうけど普通の人はそんなの持ってないし
シン・ウルトラマンほど宣伝してなかった辺りにも「俺達はこういうのを見せたいんだ!」みたいな並々ならぬ凄みを感じるよね
・・・正直いろいろと引っかかるところはあったし、演出として『これどうなの?』もなくはなかったが、2時間ちょっと十分楽しめる映画であったと思う。
が、多くの人が気になったように、庵野映画・特撮・アニメ・そしてライダーなどに普段から接触のない人が見たら、かなり不親切な映画になっていたように思うね。原因として可能性があるのは『公開延期になったことによる時間の余裕』だと俺は推察してる。
パンフレットのキャストインタビューで何人かが追加撮影があったことを明かしていたけど、延期になったことで『手を入れすぎた』んじゃないかなあ・・・拘りが強すぎるあまり、脚本や編集を監督が触りすぎた可能性があるんじゃなかろうか?
仮面ライダーという作品として一番気になったのは、この映画の中で『変身!』ってセリフは出てくるけど、変身してないよね?
いや、マスクを被るってのは石ノ森先生の原作がそうだからそれはいいんだよ。庵野さんがオマージュするのはわかる。ただし、一般的な『仮面ライダー』のイメージである『変身』は、姿形がガラッと変わることだからこの映画のなかではこのセリフを言ってるキャラで言葉どおりのことをやってたのは一人もいなかった(ネタばれになるのでキャラクター名は書けませんが)。玩具でも一応『変身ベルト』として発売されてはいるけど、このベルトは変身に使われてないんだよね。設定上は用途が違う。『変身!』ってセリフは使わないほうがよかったんじゃないだろうか?
庵野監督だから、変身してなくても変身って言葉は使いたいんだよ。
だって仮面ライダーなんだから。だいたいそんなところを気にし始めてたら、サイクロン号の変形なんてかっこいいけど意味不明じゃん!あのブースターみたいなマフラーパーツはどこから六本も出てきてるんだよって話。庵野味の濃い映画なんだから、それを何も考えずに楽しんだほうがいいって。エヴァといっしょで、変に理屈で理解しようとするとこの人の映画は途端にしんどくなるんだから。